みなさんのiPhoneにはとても大切なデータが多く入っていると思います。楽しい思い出の写真や動画、友達とのメッセージ履歴、色々な人の連絡先。どれも失ってしまっては困りますよね?

もしもの時でも、iPhoneのバックアップをとっていれば、簡単にそれらの大切なデータを取り戻せます。今回は、とても重要なバックアップについての説明と手順を紹介していきます。

バックアップの重要性

iPhoneを紛失してしまったり壊れてしまったりした時、新しい機種に交換すると思います。通常であれば、今まで使っていたiPhoneに入っていたデータは諦めなければいけません。

しかしiPhoneのバックアップをとっていれば、新しいiPhoneに今までのデータや設定を復元することができます。

いつiPhoneが故障したり紛失して、大切なデータを失ってしまうかわかりません。
そういう時のために、日頃からこまめにバックアップをとっておいたほうがいいでしょう。

iCloudにバックアップする方法

iCloud上にiPhoneのデータをバックアップします。

保存できる容量は5GBです。しかし、iCloudのストレージプランを変更することで、最大1TBの容量となります。

こちらの方法では、Wi-Fi通信でバックアップをとります。

注意点

バックアップ作成から180日以上経つと、Appleはそのデータをサーバから削除することができてしまいます。
必ず削除されるわけではなく、削除される可能性があるという状態です。
しかし、バックアップはとても重要なので、こまめにとっておくことをおすすめします。

 

<メリット>

  • とても簡単にバックアップできる
  • Wi-Fiに繋がってさえいれば、いつでもどこでもバックアップを作成できる。
  • データが常に暗号化されている
  • PCを持っていなくても、iPhoneひとつでバックアップを作成できる
  • 自動でバックアップしてくれる

<デメリット>

  • バックアップ作成にかかる時間がWi-Fiの通信速度に依存する
  • 無料では5GBまでしかiCloudの容量が使えない
  • Wi-Fiに繋がっていないといけない
  • 180日以上前のバックアップは削除される可能性がある

iCloudのバックアップで保存できるデータ

デバイス上のほぼすべてのデータと設定情報をバックアップすることができます。

  • 音楽、映画、テレビ番組、アプリケーション、ブックの購入履歴

購入したコンテンツそのものはバックアップされません。

  • iOSデバイスの写真、ビデオ

iCloudフォトライブラリを有効にしている場合、すでにiCloudに保存されているためバックアップされません。

  • デバイス設定
  • Appデータ
  • ホーム画面、Appの配置
  • 着信音
  • iMessage、テキスト(SMS)、MMSメッセージ
  • Visual Voicemailのパスワード
  • Home Kitの構成
  • ヘルスケアデータ
  • iTunes in the Cloud および App Storeのコンテンツ

などです。

iTunesでPCにバックアップする方法

iTunesを使用して、PCのHDDにバックアップを作成します。

iTunesではたくさんの種類のデータをバックアップできます。保存できる容量は、PCの空き容量次第です。

<メリット>

  • 保存できる容量に制限はない
  • バックアップできるデータの種類が多い
  • Wi-Fiに繋がなくてもバックアップをとれる

<デメリット>

  • PCに繋がなければいけない
  • デフォルトでは暗号化されていない
  • PCがないと復元もできない
  • バックアップの時間が長い

iTunesでのバックアップで保存できるデータ

デバイス上のほぼすべてのデータと設定情報をバックアップすることができます。

  • カメラロールの写真と動画
  • 連絡先
  • カレンダー、Safari、マップ、メモ、メールアカウント、通話履歴、メッセージ、ボイスメモなどのAppデータ
  • ネットワーク設定
  • iTunes StoreやApp Storeから入手した物、iBooksに直接ダウンロードしたPDFファイル
  • アクティビティ、ヘルスケア、キーチェーンのデータ
  • App Storeで購入したAppデータ
  • Appの設定、環境設定、書類等のデータ
  • App内で購入した物
  • ホーム画面とAppの配置

などです。

iCloudでのバックアップ方法

iCloudでのバックアップ作成には、iPhoneがWi-Fiに繋がれていることが必須です。

① 「設定」アプリを開く
② 一番上の自分のユーザー名をタップ
③ 「iCloud」をタップ
④ 下へスクロールすると、「iCloudバックアップ」があるのでタップ

⑤ 「iCloudバックアップ」をオンにする

⑥ バックアップ開始の確認ウィンドウが出たらOKを押す
⑦ 画面中央の「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが開始

バックアップ完了後には、「今すぐバックアップを作成」の下に前回のバックアップとして最新の日時が表示されます。

iTunesでのバックアップ方法

iTunesでのバックアップ作成には、PCとライトニングケーブルが必要となります。

① PCにiPhoneを接続する。
② iTunesを起動
③ iTunes左上に表示されるiPhoneのマークのボタンをクリック

④ 画面中央の「今すぐバックアップ」をクリックすると、バックアップが開始

バックアップが完了すると、「最新のバックアップ」とう項目に最新の日時が表示されます。

今までのバックアップを確認したい場合は、iTunesの設定を開き、「デバイス」というタブで確認できます。

バックアップの暗号化はしたほうがいい?

iCloudでのバックアップはデフォルトでバックアップが暗号化されるようになっています。対して、iTunesでのバックアップは通常暗号化されません。

iTunesの「バックアップを暗号化」のチェックボックスにチェックを付けると、バックアップされるデータが暗号化されます。これにより、情報を保護することができます。

暗号化をしたバックアップには、通常ではバックアップされない情報も入っています。

以下の4つです。

  • 保存したパスワード
  • Webサイトの履歴
  • Wi-Fi設定
  • ヘルスケアデータ

暗号化したバックアップの復元には専用のパスワードが必要となります。設定したパスワードを忘れてしまうと、バックアップの復元ができません。暗号化の際に設定したパスワードは絶対に忘れないようにしましょう!

まとめ

大切なデータを保管できるバックアップの2つの方法を紹介しました。

  • iCloudによるバックアップ
  • iTunesによるバックアップ

どちらにもメリット・デメリットがありますが、両方をうまく使っていくのが一番いい方法だと思います。

普段こまめにとるには、手軽に行えるiCloudでのバックアップを使います。そして、月に1回など定期的にiTunesで多くのデータのバックアップをします。このように使っていけば、もしiPhoneを紛失したり壊してしまっても、データの心配は不必要になるでしょう。

また、iTunesでのバックアップは通常暗号化がされていません。バックアップの暗号化設定をすることで、暗号化したバックアップを作成することができます。

暗号化したバックアップにはより多くの情報が入っています。これらを守るために、専用のパスワード設定が必要となります。

こちらを忘れてしまうと、復元が不可能となってしまうので注意してください。