1 スマホが壊れて使用できなくなったから

端末が水没、落下などで画面が映らず操作ができない状態になってしまったことで、ID変更(=新規登録)せざるを得ない状況になってしまった場合です。

アカウントの引継ぎ設定をしていれば、トーク履歴以外はほぼ復元可能です。しかし、引継ぎ設定をしていないと、新規登録しかまたLINEを使う方法はありません

画面は映るけれど割れてしまっていて、タップなどの操作がきかない状態で、アカウント引継ぎ設定をしていなかった場合は、アカウントを引き継ぐ方法があります。

画面が割れてしまっている端末に変換アダプタをつかってマウスをつないで、マウスで操作できるようにします。

その状態でアカウントの引継ぎ設定をすれば、新しい端末でアカウントが引き継がれて、認証後ログインすることができます。ログイン後、通常の手順で引継ぎ手続きが可能です。

2 変な人を追加してしまったから(怪しい人)

スパム系アカウントを間違えて友達に追加してしまった場合や、あまり親交のない人など、不信なユーザーを友達に追加してしまったことが理由の場合です。

この理由で、ID変更(=新規登録)をする必要がある時は、IDを相手に伝えた場合や、スパム系アカウントによってIDを検索されて友達追加されたなど相手が自分のIDを控えている場合になります。

そうでないのならば、わざわざID変更のためにアカウントを削除する必要はありません。ブロック機能を使うか、友達リストから削除すればその人から連絡が来ることはなくなるからです

友達の削除は、一度その友達をブロックまたは非表示にしておく必要があります。削除機能は、ブロックや非表示と違って解除できません

友達リストに復活させたい場合は、ID検索やQRコード、ふるふるなど手動で追加することになります。利用する際は慎重に行いましょう。

 

3 縁を切りたいと思ってる人がいるから

もうこの先、関わりを持ちたくない人がいるなど、交友関係の清算、友達整理が理由となっている場合です。

ID変更(=新規登録)することで縁が切れるような状況ならば、前項と同じ用に、わざわざアカウントを削除しなくても、ブロック機能を使ったり友達リストから削除すれば、その人との縁は切ることができます。

だだ、その場合、相手はトーク履歴などから自分のホームへアクセスできますし、タイムラインなども、設定を全体公開にしていると閲覧できる状態になっています。

ですが、アカウントを削除しておけば情報は残らないので、自分の情報をトーク履歴などから相手に見られる心配もなくなります。

故意に連絡を絶ったのではなく、何らかの理由によってアカウントが削除され連絡が取れなくなってしまったと、相手に思わせることもできます

4 乗っ取り被害にあったから

アカウント乗っ取りの被害にあって、ログインしてパスワードを変更できなかったことが、理由になっている場合です。

この場合、乗っ取り被害の報告をしてアカウントの削除申請を出して、削除してもらうしか方法がありません

ですが、乗っ取り被害の場合、申請すれば新アカウントにアイテムの移行は可能です。これらのアイテムは移行することができます。

  • 有料アイテムの利用権利
  • 購入履歴やコインの残高
  • クレジット残高

また、アカウント乗っ取りの被害が拡大するにつれて、被害を防ぐための対策が強化されてきています。すぐにできる対策は、この3つです。

  • パスワードを推測されにくいものに変更する(英数字、大文字小文字、記号の組み合わせが推測されにくいです)
  • 他端末でのログインを許可しない設定にする(設定>アカウントから、ログイン許可の設定ができます)
  • 乗っ取りの被害にあっているユーザーに情報を与えない(少しでも怪しいと思ったら、電話番号などの情報を教えないようにしましょう)

身に覚えのない通知が届いたら、アカウントが狙われている可能性が非常に高いです。

「ログインしました」という通知だった場合は、パスワードが第三者に知られてしまい他の端末でログインされたしまったことになります。乗っ取り被害にあっているかもと思ったら、まずはパスワード変更を試みましょう

LINE IDを変更する理由は、端末やLINEアカウント自体が問題点となり、LINEを使うことが難しい状態になる、故障や乗っ取りなどが理由のIDを変更(=新規登録)せざるを得ない場合がまず一つあります。

そして、この先関わりたくない人が居たり、怪しい人を友達に追加してしまったなど、人間関係によるものや不信なユーザーを排除したいなどが理由になる、利用する上でID変更(=新規登録)したほうがいいという場合もあります。

このどちらかが理由になっていることが多く、どちらも重要性の高い理由になります。対策がある場合は、あらかじめ注意していれば防げることもあるので、日頃から気にかけるようにしておきましょう。